JACMOの和解判断事例 平成26年（般）第26101号

和解裁定会議　平成26年10月3日
平成26年（般）第26101号　損害賠償請求和解事件
和解会議終結の日　平成26年9月26日

和解裁定

第1.和解申立の概要

◎事件の概要

本件は、甲組合が乙株式会社の加工販売する建材（以下指定建材）の共同購買連携契約に基づき、甲組合が会員専用に公開しているＷＥＢＳＩＴＥの、特に会員限定にて情報を登録しているコンテンツに当組合の承諾なく不正にアクセスした氏名不詳者が、取得した価格情報を元に、仕入価格と販売価格の差益体系を承知し、当該情報を、悪意をもって利用し、建材価額の値引きを名称不詳の員外事業者（乙の加盟店）へ請求し、且つ、員外事業者が受託義務なくその値引き交渉を受託したことにより、その値引きによる損害を乙株式会社へ求償し、その支払いに乙が応じたことにより、その損害を甲組合へ求償するもの。

◎請求の趣旨

乙の損害賠償額の支払いに応じるにあたり、甲組合は、その支払額支払方法につきに最適な方法を提案願いたい。

◎請求の概要

省略

第2.結果

「和解合意」

第3.和解裁定

当事者は、別紙内容による合意書を締結し、甲は損害賠償合意額を月賦方式により10回に分納して乙に支払う。

第4.和解裁定の判断（省略）

以上の通り、裁定する。